ダロウェイ夫人にとっての大切なもの、恐怖感、青年への共感の内実とその意識の特徴とは
昨年出版百年を迎えた『ダロウェイ夫人』。ヴァージニア・ウルフの代表作。
そのラスト近く、見知らぬ青年の死の知らせを聞いて、大きく意識を波立たせるダロウェイ夫人。
彼女、クラリッサの、その意識の内実を、彼女の大切なもの、恐怖感、青年への共感という切り口で考えてみました。
八回連載です。
有料部分を含む回もありますが、お読みいただけると嬉しいです。
各回の案内
第一回 ラスト近くのダロウェイ夫人の意識のわからなさ
彼女の意識の捉えにくさを、彼女にとっての大切なもの、恐怖感、青年への共感を指標に、確認します。
→『ダロウェイ夫人』を読む(第一回)――クラリッサの大切なもの、恐怖感、青年への共感とは何か | 芸術をめぐって
第二回 ダロウェイ夫人に意識のこだわる理由と、訳者による解釈への違和感
彼女の意識にこだわる私なりの理由と、訳者丹治愛氏の解釈への違和感について書いています。
→ダロウェイ夫人の意識へのこだわりと訳者の解釈への違和感——『ダロウェイ夫人』を読む(第二回) | 芸術をめぐって
第三回 ダロウェイ夫人にとっての大切なもの
ラスト近くの場面から、まず彼女にとっての、大切なものと何なのかを探っていきます。
後半有料ですが、ぜひお読みください。
→クラリッサにとって大切なものとは何か――『ダロウェイ夫人』を読む(第三回) | 芸術をめぐって
第四回 ダロウェイ夫人にとっての恐怖感(1)
続いて彼女の恐怖感を、彼女の言葉をヒントに冒頭に立ち返って考えていきます。その前半部分。
後半有料ですが、ぜひお読みください。
→クラリッサの恐怖感、その内実は何か(1)――『ダロウェイ夫人』を読む(第四回) | 芸術をめぐって
第五回 ダロウェイ夫人の恐怖感(2)
冒頭から中盤も見渡し、彼女の恐怖感を私なりに特定していきます。
後半有料ですが、ぜひお読みください。
→ダロウェイ夫人の恐怖感、その内実とは何か(2)——『ダロウェイ夫人』を読む(第五回) | 芸術をめぐって
第六回 ダロウェイ夫人の青年への共感のわからなさとその意識の特徴
三つ目となる彼女の青年への共感、二度目のそれのわからなさを確認し、彼女の意識の特徴にも触れます。
後半有料ですが、ぜひお読みください。
→ダロウェイ夫人の青年への共感のわからなさと彼女の意識——ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む(第六回) | 芸術をめぐって
第七回 ダロウェイ夫人の青年への二度目の共感の内実
三つ目としての彼女の青年への共感の内実を明らかにしていきます。死の捉え方の転換を交えて。
後半有料ですが、ぜひお読みください。
→ダロウェイ夫人による青年への二度目の共感の内実――『ダロウェイ夫人』を読む(第七回) | 芸術をめぐって
最終回 ダロウェイ夫人にとっての大切なもの、恐怖感、青年への共感の内実
ここまでの考察を踏まえ、ラスト近くの彼女の意識の内実全体に迫り、その現代への意義も考えます。
→クラリッサの大切なもの、恐怖感、青年への共感の内実——『ダロウェイ夫人』を読む(最終回=第八回) | 芸術をめぐって
第三回から第七回まで後半有料ですが、お読みいただけるとうれしいです。
その他の投稿
・中編小説「初恋」(全十一回、一部有料)
・短編小説「喫茶店の話」(全五回)
雪の日に閉じたママの店、静かな再会。
・ミロ展をめぐって(全十三回)
七月迄開催されていたミロ展、その衝撃と、近代の乗り越えについて。
→(再編集版 第一回)ミロの衝撃、あるいは感性の変容 | 芸術をめぐって
・薬師丸ひろ子主演映画「Wの悲劇」について(全九回、後半有料回あり)
現代でも色あせない感動の根拠を探ります
→薬師丸ひろ子主演、映画『Wの悲劇』について、全体案内 | 芸術をめぐって